天気が悪いので、ひたすらうちでごろごろ。起きたら2時すぎ。 夕方から、夕食の材料を買いに出かける。
高島屋の地下食品売場、鮮魚コーナーにて。
客のおばちゃん「海老、どれが一番おいしいかしら」
店員「やはり、一番お値段の高いそちらの大正エビが……」
客のおばちゃん「じゃ、それいただくわ」
……さすが高島屋。値段を見ずに買う客がいる。
ここに置いてあるホタルイカは、ラベルに「目取り」と表示がある。 ボイルしたホタルイカって、丸ごと口に入れると、固い目がちょっと口にさわることがありますわな。 それをあらかじめ (おそらく人手で) 取り除いてパックしてあるという。 そんなの、他じゃ見たことがない。高島屋、おそるべし。
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夕食のメニューは、
春野菜のカルボナーラ。 ベーコンと野菜 (ニンニク、新玉ねぎ、アスパラ、マッシュルーム、チコリ、ブロッコリー、カブの葉 など) を炒め、 麺がゆで上がったらすかさずソース (卵黄2個、生クリーム100g、黒胡椒、パルメジャーノのおろしたもの) と具を混ぜあわせる。リングイネ (パスタの平麺) を使ったので、ソースがよく絡んでこってり。うまい。大成功。
ポトフは牛すね肉を 1時間ほどゆで、そこに適当に切った野菜とトマトソース (擦りおろしたトマトを煮つめたもの)、白ワインを投入。 ローレル一枚とフェンネルシードを少々加えて、さらに 1時間煮込む。最後に塩と胡椒で調味。わりとすっきりな味だが、野菜の自然な甘み。 固形スープの素、なんてのを使わなくても十分な旨味。(あれ使うと、みんなおんなじ味になるのよね)
鰹は (個人的に) 今年の初鰹。 ちょっと薄めに切って薬味をちらし、醤油、米酢、和辛子、すりごまをあわせたタレをかける。 ……鰹がさっぱりしているので、薬味は控えめにしたほうがよかったかも。
朝、5時にシーサーズを出て帰途に。 久しぶりに寝過ごしてしまい、気がつくと南町田。
今日は潮干狩りに行こう、と思っていたのだが、なんだか体調がすぐれないし (ただの宿酔)、 天候もどんよりして雨が降りそう、ということで中止。 先日リニューアルした「横濱カレーミュージアム」 で マジスパ を食うことに方針変更。
店の前の行列は10分ほどだったが、注文してから15分ほど待たされる。 どんなものが食えるのか知っている人はいいんだけど、はじめての人はイラツクだろうなあ。 行列に並んでいるところで注文を受けてしまえばいいのに、とも思う。
胃の具合がよろしくない (寝不足 & 宿酔) ので、辛さはちと控えめに「極楽」でポーク角煮を。 あいかわらず、スパイスそのものの香りと味がスパッと飛んでくる。 それでいて粉っぽかったりキツかったりしないのがすごいわな。 表面に浮かんでいるスパイスの黒い小片、何者だかわからないのだが、これがポイントなのかしらん。
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カレーミュージアムを出て、イセザキモールの入口にある「南蛮屋」 というコーヒー屋で、連れ合いが豆を買う。 ここ、豆を買うと試飲一杯をサービスしてくれる (買った豆だけでなく置いてある豆どれでも) という、すばらしいシステムが。その場で挽いた豆でいれたコーヒーで、量も普通のカップ一杯分。 しかもふたり連れだったので、2杯。
¥430 / 100g の豆を 100g 買っただけなのに、タダで2杯もコーヒーを飲めてしまうという。 いいのだろうか。なんだか悪い気もするぐらい。
コンビニで買ったサントリーオールド。適当に水割りにして、薄切りのレモンを一枚放りこんで呑む。 ……軟弱になったものだ。
道玄坂の上のほうに、「博多市場」というラーメン屋っぽい店ができていたので、入ってみる。 「市場」は「シジャン」と、韓国語読みをさせるらしい。
メニューは、ラーメン、石焼きビビンバ、つまみになるようなちょっとした単品料理 (チャーシューとか)、というところ。 ラーメンのこってり、を注文。出てきたのはいかにもな博多ラーメン。 スープは若干粘性を感じる、どろっとした濃いめのスープ。麺は細くてストレート、ぽきぽきした食感。 海苔とチャーシューが一枚づつ、きくらげとワケギが乗っている。
味は。普通においしい博多ラーメン、というところ。特筆すべきところはないが、ひっかかるところもなく。 おいしい。ただ、ラーメン¥650、替玉¥150と、価格設定が若干高いかなあ。
朝食も品数豊富。腹一杯。
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昨日、地元のスポーツ用品店に電話して「スキーのレンタルやってますか?」ときいたところ、 「やめちゃったのよー。でも天狗山にはいっぱいあるわよ」とのおばちゃんの弁。 天狗山ゲレンデは先週末で営業終了しているのだが、レンタルはやっているのだろうか? まあ、とにかく行ってみる。
……なんもやってないぞー。
そこには荒涼としたゲレンデが広がるのみ。レストハウスも、レンタルスキーもやってない。 確かにレンタル屋は「ある」が、開いてない。おばちゃんも嘘は言ってない。けど。
スキー場自体は、この天狗山より上にもゲレンデがあり、そっちは標高が高いので G.W. まで営業している。しかし上にレンタルスキーはあるかなあ。 春スキーをやるような人は、自前のスキーを持ってるような気もするし。まあ、とにかく行ってみる。
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一応、レンタルはあった。が、こっちは中〜上級者向けコースであって、小学校以来 15年以上スキーをやってない人間には滑れそうな気がしない。
ここまできてただ引き返すのもバカらしいので、ロープウェーでもうちょっと上まで登って休憩。 そこのレストハウスで、外のスキーヤーを眺めつつビールを呑み、フライドポテトとアメリカンドックを食う。 なにやってるんだか。
2時間ほどだらだらして、下へ降りて天狗山のレストハウス近くにある ベルツ温泉センター で温泉に入って。 湯畑のほうへ戻り、おみやげを買って、帰途につく。
草津からの帰り、関越で渋滞。定刻より45分ほど遅れて、21:30 新宿着。
腹が減ったので、ひさしぶりに「Kirin City」へ。 改装されて、入口付近がちょっと入りにくい雰囲気になったような。なかは変わらないのだけど。
ソーセージ盛り合わせ、赤海老のガーリック焼き、菜の花の生ハム巻き、おつまみ牛ヒレ焼き、など。
22:30 に食べ物がラストオーダーで、22:45 に飲み物もラストオーダー。最後に黒ビールを注文。
それを呑んでいると、23:00、「閉店のお時間です」だと。
飲み物のラストオーダーから 15分で閉店って、ちょっと早すぎやしないか?
# しかもここは、ビールを時間をかけて注ぐので、注文してから3〜4分かかるのだ。
朝5時にシーサーズを出て帰宅。 連れ合いと一泊で草津へ旅行なので、10時に起きて新宿発12時のバスに乗る。さすがに眠い。
JRバスの「上州ゆめぐり号」、関越から伊香保温泉経由で草津へ所要3時間45分。 まわりは数組の若いカップル、20代の女性4人組、60すぎのおじちゃんとおばちゃん団体。 この団体は降りる時にゴミやらなにやらを散らかしっぱなし。いい歳してしつけがなってない。
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本日の宿は、親父の友人の会社が保養所として持っているリゾートマンションの一室。 借りてきた鍵で開錠してドアを開けると、なぜか電気がついている。 ぷーんと、なにやら食べ物のにおい。足元に靴が二足。………誰かいる!?
あわててドアを閉め、部屋番号を確かめるが、鍵が開くのだから間違えているはずはない。 とりあえず今は中に誰もいなかったようだが、誰かが来ているのは確実。 とりあえずこの部屋の前にいるのはヤバそうなので、一階のロビーまで戻る。 が、途中ですれちがった人が先程の部屋に。あの人か!
親父に連絡を取ったり、部屋のインターホンで話をしてみたりして、結局ダブルブッキングというか、そういうことらしい。 まさか追い出すわけにもいかないので、別に宿を取ることに。親父が気を使って予約してくれた、 「旅館 たむら」へ。
ふう。やれやれ。
温泉に入って、食事。
料理は品数多し。刺身(中トロ、ホタテ、アマエビ)、前菜3点、漬物 (野沢菜、柴漬)、小鉢 (春雨のあえ物)、 焙烙焼き (豚肉、野菜)、鮎の塩焼、天ぷら、タコの酢の物、蒸し物。
味は、まあ、普通。鮎と天ぷらが冷めきっていたり。 つめたい天ぷらを塩だけで食うのは、なかなかわびしいものがありますけれども。
食ったらあとはただ寝るだけ。疲れた。
会社の送別会。「シーサーズ」のとなりにある、「ベルマッシュ」へ。 以前はイタリア料理屋だったのだが、一年ぐらい前に居酒屋になった店。 ここ、気にはなっていたのだけど閉店が午前2時だったのでなかなか入れず。初入店。
ビール、マッコリ、焼酎など。「鍛高譚 (たんたかたん)」という、北海道の紫蘇焼酎があったので飲んでみる。 ……ほんのり甘くて梅酢っぽい香り、味は薄いがアルコール度の高いシソジュース、といった風情。
6人でマッコリボトル(700ml) 4本、焼酎をロックでぱかぱかと呑んでいたら、お店の人からちょっとした乾きものやら骨せんべいやらをサービスされる。 午前 2時閉店じゃなければもうちょっと来られるのにね。
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閉店後、隣の「シーサーズ」へ移動。楽だなこれ。
朝まで泡盛。
昨日、連れ合いが買ってきたアジが 3匹残っているが、どうしようか。 開いて干物にするか、と言うと、連れ合いは「みりん干しが食べたい」とのこと。 みりん干しか。そういや最近食べていないけど、甘ったるくて味が濃くていまいち好きじゃないんだが……
アジを腹開きにし、海水程度の濃さの食塩水で洗う。 みりん50cc、醤油30cc、砂糖小さじ2、のタレに漬けこんで一時間ほどおく。 白ごまを振りかけて、天日干し。
コゲやすいので気をつけて焼き上げて、食べる。 最初に感じるのはみりんと醤油がコゲた、甘辛く香ばしい風味。 しかし身の中のほうにはタレがあまりしみこんでいないので、そこはふっくらとした干物の味。 双方の味わいが混じりあって、絶妙。うめえ。思うに、市販のみりん干しは味が濃すぎるのだな。
先日の甘鯛の干物も旨かった。身がほろほろと柔らかく、干されて凝縮された旨味と香気。 自家製の干物、案外簡単なのでオススメです (誰に)。
今週末はスキーに出かけるので、不在者投票をしておく。 出社前に高津区役所へ。
不在者投票をするのははじめてだったりするが、まあ別にどうということはなく。
しかし。ここでも (税務署と同様) 「ご苦労さまでした」と言われる。役所ってのはそういうものか。
「スミノフ アイス」……コンビニで売ってた、ウォッカベースのカクテル。 だと思ったのだが、ウォッカの味はまったくせず。 ちょっと甘めのレモン味のチューハイ、ですな。
昼ごろ起きる。連れ合いはフリーマーケットに出店するそうで、不在。
夕方から二子玉川「そば バリュー」でそばを食い、渋谷へ。 「魚耕」で、タイラガイ 3枚 ¥1,000、ホヤ 3個 ¥300 などを買って帰宅。
タイラガイは買うのも食べるのもはじめて。 ホタテに似た貝柱だが、身が硬くて舌触りが荒い。繊維が太く、ざらっとしている。 味はあっさりしていて、ホタテのようなわかりやすい甘みではなく、あとからじわりとにじむような甘み。
刺身で食べるならホタテのほうが旨いですな。 ただ、酒と醤油をふりかけてグリルで焼いてみたら、身の硬さがいい感じの歯ごたえになり、 刺身では頼りない控えめな味が、どっこい底力を発揮してぎゅっとした味に。 これはあなどれん。
ホヤは3個をさばいて、半分をキュウリと酢の物に。もう半分は塩、少量の醤油と酒で塩辛に。 ホヤを食ったのも久々。幸せ。
友人M と、そのお仲間、連れ合いとで花見。 が、日ごろの行いがよいせいか見事な荒天に恵まれてしまったので、室内で。 芦花公園の H さん宅に押しかける。
芦花公園まで、明大前から京王線の各停に乗って行ったのだが。 京王の各停がこんなにストレスがたまる乗り物だとは思わなんだ。 たかだか 3.9km (路線案内では所要 8分) という距離なのに、特急の通過待ち、快速の待ち合わせ、 快速特急の通過待ち、とのトリプルコンボを食らって結局 20分。これじゃママチャリで行ったほうが早い。 もし京王沿線に住むことになったら、各停しか止まらない駅は絶対にやめよう。
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で、宴会。食べ物も飲み物も無尽蔵というか、次から次へと出てきてえらいこった。
ちとオーバーロード。
友人 M をタクシーに押し込んだところまでは記憶があるが、それから帰宅まではかなり記憶が断片化。
# まあ、花見で昼から酒を飲むと大抵こういう事態になるのだが。