酒日記

Tue, 30 Apr 2002

モルツ (5% × 1500 ml)

PCA-6151 な PC で、NIC 2枚差しして router の設定をお勉強。

まず NetBSD の kernel 再構築。カーネルのドキュメントを参考に。 GENERIC からの変更点は、

> maxusers      64              # estimated number of users
> options       RTC_OFFSET=-540 # hardware clock is this many mins. west of GMT
> options       GATEWAY         # packet forwarding

など。router として使うので、options GATEWAY は必須。 その他、SCSIやらサウンドやら、使わないPCIデバイスやらの設定は適当にコメントアウトして再構築すると、カーネルのサイズが半分近く (GENERIC = 4913539, MYCONF = 2501986) になる。

しかし Pentium 166, Mem 32MB の環境でコンパイルすると、やっぱり遅い。 GENERIC のカーネルのコンパイルに70分ほど。 会社の Dual Athlon MP マシン上の VMWare に NetBSD をインストールして、メモリを 192MB 与えてやると、同様な作業は8分で完了。・・・ VMWare で同じ環境を作って、カーネルを持っていった方が早いのか。

...

hostname は mini (小さいから < ちょっとぐらいひねれ)。

ne2 (NE2000コンパチ) に 192.168.0.30 を割り当てて、家庭内 LAN に接続。 ep1 (3c509B) には 192.168.1.1 を割り当て、クロスケーブルで Libretto L1 と接続。 Libretto L1 は 192.168.1.2、default route を 192.168.1.1 とする。

Linux と BSD の route コマンドの書式の違いに混乱しつつも、とりあえずルーティングはできた。 最初、192.168.0.* のホストのルーティング設定をしていなくて (default gw 192.168.0.1 のみ)、 なんで ping のパケットが飛んでいっているのに返事が返って来ないんだろう、と間抜けなことで悩んでいたり。

ADSL 接続に使っているルータ (TE4121) には、「LAN側RIP設定」で、「ルーティング情報の送受信を行う」 という設定があるので、これを有効にして、さらに mini で routed を動かしてみる。が、

May  2 04:**:** mini routed[1082]: empty response from 192.168.0.1

というログが mini 上で。動作してるんだかしてないんだか、よく分からん。
# TE4121、ロギングが貧弱な気がする。


Mon, 29 Apr 2002

モルツ (5% × 1500 ml)

PCA-6151 を使用したコンパクトPC組み立て。

(そのうちに別ページにまとめる予定)

  • 写真1 プラ板に穴あけ (φ2.5mm) して、ねじ穴 (M3) をタップで彫って、ISAライザーと電源ユニットを取りつけ。
  • 写真2 マザー、NIC を取りつけ。
  • 写真3 写真4 (上面) 100円ショップで買ってきたプラスチックカゴに入れてみる。
  • 写真5 CPU の発熱は大したことがないが、電源レギュレータの発熱が酷い。 ファンレスだと80℃を越えてしまうので、外部に 8cm Fan を取りつけ。5V駆動なので音は静か。

OS は NetBSD-1.5.2 をインストール。小さいPCだったら NetBSD でしょ、という根拠薄弱な動機はともかく、 ISA PnP の NIC をインストール時に特別な設定なしで使えてしまったのが導入理由。

FreeBSD-4.5R、VineLinux-2.5 もインストールしてみようとしたのだが、ネットワークインストールがすんなり行かなかった。 irq と割り込みを手動で指定してやれば使えたかもしれないけど、NetBSD は何も設定しないであっさり使えてしまったので。


Sat, 27 Apr 2002

サッポロ生 (5% × 1000 ml)

しばらく前に秋葉原で PCA-6151 という工業用組み込みマザーボードをジャンクで購入。 ¥1,200 ぐらいだったので勢いで買ったはいいものの、NIC がオンボードでない。 PC104 (という組み込みものの規格) 対応の NIC なら付けられるらしいが、特殊なものなので結構高価。 どうしようかなあ・・・と放置していたのだが。

先日会社の退役マシンをバラしたら AT 電源がいくつか出てきたので、なんとなく PCA-6151 をつないで起動してみる。 BIOS があっさり起動。更になんとなく google で検索してみると、どうやら ISA のライザーカードがあれば、ISA バスに拡張ボードを差せるらしい。 何の巡り合わせか、バラしたパーツには ISA のライザーと ISA の NIC (2枚) があったりするので、組み合わせてみる。

FDD は普通のが使えるので NetBSD のブートフロッピーを入れて起動。 ISA PnP な NIC をちゃんと認識。HDD がないのでインストールは出来ないけど、これはいけそうな感触。

...

ということで、秋葉原探索。GW だからか、なんだかいつもに増して客層が濃い。 この黒髪率の高さは、若者の集まる街で計測したら間違いなく日本一だろうなあ・・・

それはともかく。3Com 509B と NE2000 コンパチなノーブランド ISA NIC を¥100ちょっとで購入。 PCA-6151 は +5V (max 5.5A) の単一電源で動作するそうなので、秋月電子で 5V 6A のスイッチング電源を購入 (¥600)。 じゃんぱらで、IBM の 2.5" HDD (3.2GB) も購入。¥4,980。


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