酒日記

2003 03 23

Sun, 23 Mar 2003

サッポロ黒ラベル (5% × 1000 ml)

週末に製作した、自作ボリュームボックス2号機。




ALPS のデテントボリューム (50kΩ)、内部配線は モガミ電線 の 2497、その他の部材は若松通商の通販で。 ケースもなるべくかっこいいのを、ということでタカチのアルミケース (HE120412。側板がヒートシンク状になっているもの) をラジオデパート B1F で購入。 ボリュームボックスは発熱しないからヒートシンクである必要はないのだが、サイズとルックスでいいのがこれだったもので。

正面左のトグルスイッチは、-20dB のアッテネータの On / Off 。 一つ¥250もするスケルトン抵抗を使って、固定式のアッテネータをボリュームの後ろに配置。 ボリュームの前ではなくて後ろなのは、信号レベルが高い時点でボリュームを通過させたほうが、劣化が少なそう、という判断から。

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組み上げて聴いてみる。音場は左右に20%、前後に40%ほど広がる。前後に楽器が重なっている (距離が微妙に違う) のが感じられるというか。 低域の解像度が上がり、バスドラのキックがくっきりと見える。 アンプの A3.2 はもともとちょっと低域がゆるめなのだが、それをほどよく締めてくれる。

ふむ。自作ボリュームボックスの 1号機 だと、A3.2 のプリ部を通したのと勝負して一勝一敗、 どっちもそれなり、という具合なのだが、2号機は明らかに A3.2 のプリ部を越えた音。すばらしい。

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筐体の足、ケース附属のゴム足をつけるのも芸がないので、真鍮製スパイクを自作。



東急ハンズで、2.6mmφ、50mmの真鍮釘を購入。 これを適当な長さにカットしてダイスで M3 のネジを切り、真鍮ナットをはめて半田づけで固定。 バイスに固定した際に傷がついてしまったので、ちょっと見てくれはよくないが。 材料費 ¥20 / 本ぐらい。オーディオ用の市販品スパイクに比べたらタダみたいな値段。


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