酒日記

2002 11 01

Fri, 01 Nov 2002

白麒麟 (5% × 1400 ml)

連れ合いの田舎へ、親戚挨拶巡りの旅。宮崎大分2泊3日。

羽田15:50発の JAL で宮崎空港へ。ちょうど夕暮れ時、西に向かって(日が沈むのを追いかけて)飛んでいるのでなかなか日が暮れない。 延々と夕焼け空を見ながら。



時速何kmで飛んだら日が暮れるのに追いつけるのかなどと考える。

地球の円周が赤道で 40,000km。北緯45度だと 40,000 * 0.7 (← cos π/4) = 28,000km 程度。 緯度がもうちょっと低いとして、1日24時間だから、1,200km/h てところか。 旅客機だと巡航速度は 800km/h ぐらいだろうから、西に飛び続けると、日が暮れる速度が 1/3 になる計算。 つまり、夕暮れが地上の1/3倍速で進行する (3倍長い時間を掛けて見続けられる) と。

北東北で桜が咲き始めたころ (4月中旬)、東北新幹線で盛岡から東京まで移動すると、 「桜の咲き始め → 満開 → 散り終わり」が3時間で見られるという話を思い出したが。 よく考えるとあんまり関係ないな。

連れ合いは乗り物に乗るとすぐ寝てしまうので、自分は結構ヒマなのである。

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宮崎空港へは定刻より遅れて、18:35 着。外に出てみると案外寒い。東京と変わらん。 空港のまわりの街路樹は南国風なんだが。

宮崎から特急で10分ほどの佐土原へ。連れ合いの伯母宅で宴会。 連れ合い曰く「田舎で何にもないよ」とのことだったが、全然街中じゃないか。 岩手県出身の「何にもない」というのは、まわりが山か田畑で、民家など一軒も見えないという状態を指すのだ。

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皿うどん、美味しゅうございました。

初めて飲んだ白麒麟。発泡酒なのだが、最近の発泡酒にありがちな、すっきり切れ味爽快! (しかし味も素っ気もない) というタイプではなく、若干の濁りとまろやかさ、クリーミーさが感じられるタイプ。 よく味わうと確かに薄いし、雑味とクセもあるのだけど、案外飲める。


日本酒 (16% × 300 ml)


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