連れ合いの風邪がひどいので、一日中看病。その合間にスピーカー(BS-8)製作続き。
箱は組み上がったので、表面をサンドペーパーがけ。120番で角を落とし、240番で下地を仕上げる。 塗装は水性ニスの2度塗りで。シナ合板って奴は、どうも塗装がムラになりやすいような。
乾燥後、ケーブルとユニットの接続。今回はターミナルを使わず、ケーブル直出しで。
とりあえず完成。音を出してみる。・・・低音が出ない、スカスカの音。 思わず投げ棄てたくなるが、ぐっとこらえてしばらく鳴らす。 この手の自作スピーカーは、エージングが済むまで数ヶ月かかることもザラだそうで。 数時間鳴らしていると、気持ち低音が落ち着いてきたような。耳が慣れただけかもしれんが。
評判では、ボーカル、ピアノ等が綺麗な 8cm フルレンジユニット。確かにその手の音楽はいい感じ。 艶やかに鳴るし、定位もいい。でもやっぱり低音が頼りない。
まあ、もうちょっと鳴らしてエージングしてみることとして、このバスレフ箱の fd (ダクトの共振周波数) を求めておく。
fd = 160 * sqrt( ( L1 * L2 ) / ( Vc * ( L3 + r )))
- L1: ダクトの開口幅 (cm)
- L2: ダクトの開口高 (cm)
- L3: ダクト長 (cm)
- Vc: キャビネット実効容積 (l)
- r : ダクト面積を円に換算した半径 (cm)
L1 = 10, L2 = 0.6, L3 = 12.4, Vc = 1.36, r = 1.38 を代入して計算すると、fd = 90.5