夕食は「でび」で「涼夏」という冷麺。一日40食限定。
自分的には「冷麺」というのはいわゆる盛岡冷麺、つまり「麺は硬くてゴムのごとき弾力。牛骨ベースの透明感のあるスープ」なものしか許せないのだが、 世の中には冷麺と称する冷やし中華とか、冷やしラーメンとかが存在するので油断ならん。 しかも、どうも関西のほうでは「冷麺」というと、ほぼ確実に冷やし中華を指すようである。嘆かわしい。
と、いぶかりながら出来上がりを待つ。 出てきたものは、浅めの丼、ちょっと縮れているが硬めでコシのある麺、透明なスープ (牛っぽくない。鶏か?)。 具はチャーシュー2枚、賽の目に切ったチャーシューのゼリーよせ、 賽の目キュウリ、白髪ネギ、玉ねぎみじん切り少々。 ・・・本来の冷麺にちょっとひねりを入れてみました、という感じで、間違いなく冷やし中華ではないし、冷やしラーメンでもない。 よかったよかった。
味は、ちょっとスープがしょっぱい気はするものの、全体に爽やか感がありつつ、脂のコクも微妙に感じられていい感じ。 「でび」らしい、というのかね。うまい。