酒日記

2001 10 14

Sun, 14 Oct 2001

出羽桜 一耕 (16% × 360 ml)

今シーズン、初の燗酒。

慎重に温度を計って徳利で36℃ぐらいまで温めるが、温度計の時定数を考慮し忘れたせいか、結局40℃強まで温度上昇。 とはいえ、徳利から猪口につぐと冷めるので、これぐらいがちょうどいいのかも。

酒の温度、36,7 ℃と 33,4℃では、かなり印象が違うのが面白い。 36℃以上だと暖かい(+ツンとする)感じがあるのだが、33℃ぐらいだと何の抵抗もなく、するりと口に入る。 30℃を下まわると、明らかに冷めた感じがするし。ほんの3℃程度の差なのだが・・・

ガラス製の徳利は意外に有効。ガラスは熱を伝えにくいからだろうか、なかなか冷めない。陶器製よりいいかも。


エビス (5% × 1000 ml)

13時間労働・・・って普通か。でも連続になると結構疲れるのよね。

帰宅後、焼きナスでビール。くー。たまらん。

昨日仕込んだイトヨリの昆布締めは、かなり水分が抜け過ぎてモチモチした感触になってる。 食ってみるが、昆布の癖(苦み)が感じられてしまうのがちょっと、あれか (どれだよ)。

昨日作った手羽と大根の煮物、最近涼しいから大丈夫だろ、と思って鍋に放置してたら、今日の夜には微妙な酸っぱい臭いが・・・

...

里芋をお湯(+塩)でぐらぐら煮るだけで食ってみると、思いっきり土の味がする。 古い記憶を呼び戻すような味がする。 これは、中一の秋に岩手に転校して行った直後の、芋煮会で食べた里芋の味 (・・・ってそのまんまだが)。 北国の秋が深まって「ピン」と張り詰めた朝晩の冷気とか。鮮やかな紅葉とか。
# あやうく泣きかけた。いやまじで。


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