酒日記

2001 09 07

Fri, 07 Sep 2001

手取川 あらばしり吟醸生酒 (16.5% × 720 ml)

手取川。生酒だと、開けたその日のうちに飲み切らないと味が変わってしまって勿体ないので、一人で頑張って飲む。 まあ素直に旨いけど、少々軽すぎる気もしなくもない。

「チューボーですよ」「スーパーサッカー」「CD TV」「ランク王国」と、何故土曜日の夜は TBS ばかり観てしまうのだろう (というか、最近土曜の夜ぐらいしかテレビ見ないけど)。 「ランク王国」の途中までは記憶があるが、いつの間にか寝てたらしい・・・


麒麟 素材厳選 (5% × 1000 ml)

散々呑んで明け方帰宅。ここのところの週末はいっつもこんなだが。

最近秋葉方面に物欲を開放できてないので、食 (食欲とは微妙に違うぞ) 方面に開放してみる。

まず東急ハンズで出刃包丁と柳刃包丁。この際 1万以上する高級品を・・・とも思ったが素直に自分の実力を考えて、 出刃(¥3,700)、柳刃(¥2,900) と、まあ普通のを。しかしこの柳刃、刃の部分に 「よく切れる鉄製 サビやすい!」 とシールが貼ってあるのはどうか。 その書き方だと「よくきれる」よりも「サビやすい」が印象に残るのではないかと。
# 今まではやっすい三徳包丁(文化包丁)で全部やってたのだ。

中国茶の急須 (聞茶の CM で井上陽水が使ってたような小さいやつ)にもかなり引かれたんだけど。 取り敢えず時間がなかったので断念。

東急 FoodShow で

  • 鯖 (600g)
  • スルメイカ3杯
  • 生イクラ(筋子)
  • 余勢を駆って鮑(アワビ)も・・・と思ったが、¥4,000の値段をみてびびったので隣にあったトコブシ

を購入。鯖はしめ鯖に。が、「すきやばし次郎 旬を握る」の写真と比べると、自分の三枚おろしはまったくなっちゃいない。 骨ぎわの身を綺麗に取れないから、下ろした身が割れるのだねえ・・・。 まあ、十枚も下ろせばコツは掴めるのだろうけど、一人で鯖一本を処分するのは結構大変だしなあ。

スルメイカは、2杯をイカメシに。残り1杯の胴は刺身にするが、ここで柳刃の威力を思い知る。 いやあ、こんなに楽に細く引けるとは。快感。余ったワタとゲソで塩辛も作る。(むしろこっちが狙いだったりして)。 夏のスルメイカのワタは鮮やかな色でしっかりたっぶりあって、いいですな。 何年か前に冬にヤリイカを買って、そのあまりのワタの少なさに(ヤリイカはそういうものらしいが) 落胆したことがあるもので。

イクラは、ぬるま湯に漬けて身をほぐして、流水でカスを浮かして洗って、醤油と酒を煮切って冷ましたタレに漬け込む。これは明日以降のお楽しみ。

トコブシは酒煮に。何しろ初めてなので適当に包丁を入れたらワタを傷つけちゃったらしいが。 身を外して、流水でこすってヌメリをとって、酒と水 1:1 で煮る。

味は濃くないけど、何というか、はんなりした (by 美味しんぼの京極さん) いい味がしてこれはこれでなかなか。 外した肝は醤油と酒で味濃いめに煮ると、酒肴に絶好。


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