Libretto L1 に Linux (Kondara 2.0) をインストールしてみる。 なにしろ CD-ROM も FDD も持ってないので、HDDを取り出してデスクトップマシンに繋いでインストールすることに。 DOS/V パラダイス渋谷店で東芝の MK-3017 GAP (30GB、2.5") を購入。¥24,800 なり。 IDEの 3.5" -> 2.5" 変換アダプタも2つ。ヨドバシでPHS接続用のPCカード (サン電子 PS64C1) と Plannex の Ethrnet PCカード (FNW-3600-TX PCMCIA) も購入。 これらは一旦 Windows Me でインストール、設定をする。特に問題なし。
ただ、FNW-3600-TX のドライバをインストールするのに、一旦ドライバディスクの内容を LHA で圧縮したものをインターネット上のサーバに置いて、
アナログモデムでダイアルアップして取りに行く必要があったのは間抜けというか、なんというか。
# アナログモデム経由しかファイルを移動する術がなかったわけだが。
さていよいよインストール。まず、ここを見ながら分解。HDD (以後 HDD-A と呼ぶ) を取り出す。
新しく買ってきた HDD (以後 HDD-B と呼ぶ) をデスクトップ機のプライマリIDEのマスタにして、Kondara2.0 の
CD-ROM からブート。パッケージは everything でインストール。
# X の設定なんかはどうせやり直すので、適当にスキップ。
パーティションは、
- hda1 10G FAT32
- hda2 10G Linux Reiserfs
- hda3 256M ハイバネーション
- hda5 256M Linux Swap
- hda6 8.5G Linux Reiserfs
のように割ってみる。よくわからずに hda3 にハイバネ領域を取ったが、 L1 は ACPI only (APMが全く使えない!)で、現状 Linux ACPI ではサスペンドもハイバネーションも出来ない(涙)ということが後に判明。 hda1 には、先に取り外した HDD に入っている Windows Me のパーティションを丸ごと dd でぶち込む目論み。
さて、インストール終了。まだデスクトップに付けたままね。 セカンダリIDEのマスタに HDD-A を取りつけ。プライマリIDEの HDD-B (今インストールした Linux) でブート。起動後に
# dd if=/dev/hdc1 of=/dev/hda1
として、HDD-A の Windows パーティションを丸ごと移行。10G もあるので相当時間が掛るので、寝る。起きたら終わってるだろう・・・
...
起きた。でも終わってない(^^;
どうやら、hda1 と hdc1 のサイズがきっちり合ってない (hda1 が微妙に大きい) のが原因のよう。 Ctrl+Z で dd を一時停止して hda1 をマウントしてみると、問題なくマウントできる。 df で見ても hda1 と hdc1 のサイズは同じなので多分大丈夫でしょう。<本当か?
HDD-B の /etc/lilo.conf に以下の記述を追加して、/sbin/lilo を実行。Me を起動できるようにする。
other=/dev/hda1 label=dos table=/dev/hda
HDD-B を L1 に取りつけ。組み立てて電源投入すると・・・lilo が起動。 とりあえず Windows Me は問題なく (HDD-A にあった時と全く同じように) 起動成功。 で、既に会社に行かなくてはならない時間(火曜日の)になっているので、出社。