DOS/V パラダイス2号店で、VIA C3 (Samuel2) 667A (FSB133 x 5)を購入。¥6,480。
本当は 700A (100 x 7) が欲しかったのだが売ってない。
さっそく sheep に付けて、動作確認。・・・が、BIOS が古いせいか Celeron と認識する。
CPU の FSB は 133MHz で、sheep のマザー (ABIT BF6, 440BX) だと
FSB 133MHz x 5, PCI 33MHz, AGP 88MHz で動作させることになるため、チップセットと AGP がオーバークロック状態が良くないのか、
BIOS は起動するものの Windows98 や Linux は起動中にフリーズする。
仕方ないので、100 x 5 で取り敢えず起動して、BIOS を最新版 (2000/09/05) にアップデート。
再起動後、133 x 5 で正常起動。(2001-05-07追記。起動中にフリーズしたのはおそらく BIOS のせいではなくて、
メモリの CL を 2 に設定していたからのよう。BIOS をアップデートして設定が初期値(CL3)に戻ったので、起動できた。たぶん。)
Win98 で取ったベンチマークは以下のとおり。
ベンチマーク\CPU | Celeron 800(100x8) | C3 667A(133x5) |
hdbench 3.30 CPU(integer) |
32264 |
22846 |
hdbench 3.30 CPU(float) |
33704 |
12696 |
hdbench 3.30 MEM(READ) |
12073 |
7675 |
hdbench 3.30 MEM(WRITE) |
10893 |
6543 |
hdbench 3.30 MEM(R/W) |
18425 |
13002 |
3DMark 2000(default) |
2875 |
1482 |
Kondara 2000 (kernel 2.2.16) で取ったベンチは以下の通り。
ベンチマーク\CPU | Celeron 800(100x8) | C3 667A(133x5) |
hdbench clone 0.14.0 CPU(integer) |
107472 |
46433 |
hdbench clone 0.14.0 CPU(float) |
98008 |
16690 |
Kernel 2.4.0-test8 compile |
5分54秒 |
8分18秒 |
共通の構成は、
- M/B : ABIT BF6 (440BX)
- Mem : PC133 CL3 128M
- VGA : Matrox G400 32MB DH
こんなところで。・・・ベンチ結果を見ると Celeron に大敗の雰囲気だが、
重い 3D ゲームをするのもない限り、体感差はほとんどない感じ。
実際、カーネルのコンパイルではクロックで 1.2 倍違うのに所要時間では 1.4 倍程度に収まってるし。
発熱について。alpha のアルミ製ヒートシンクを付けたが、6cm 静音ファンを 7V 駆動した、かなり風量の少ない状態でもヒートシンクは全く熱くならない。
ファンを止めるとさすがに熱くはなるものの、動作に支障が出るほどでは無さそう。
ベンチマークで負荷を連続的にかけた状態でそうなので、デスクトップ環境で使うならファンレスで行けるでしょう。
で、後から気がついたが、BIOS を最新版にしたら CPU のクロック倍率が可変になった(!)。
これなら 100x6.5 とか、100x7 とかで、BX でも安全に動かせそう。