MP3 ストリーミングサーバ の icecast、以前「後日やろう」と書いておきながらやってなかった。 しかし最近、icecast で検索されてやってきた人が数名いるようで、少々良心が咎めるのでやってみる(笑)。
まず icecast のページから icecast-1.3.10-1.src.rpm を持ってきてリビルド。 icecast に mp3 データを渡す shout というソフト、tar ボールはあるが SRPM は置いてないようので、 Google で検索して、結局 ここから shout-0.8.0-1.src.rpm を持ってきてこっちもリビルド。
で、root になって、
# /usr/sbin/icecast
として icecast を起動。設定ファイルは /etc/icecast/icecast.conf 。
shout で icecast に mp3 データを渡す。/etc/icecast/shout.conf 内の
playlist shout.playlist
をコメントアウトしてから
# /usr/sbin/shout -P hackme -p ファイル名
とする。hackme はデフォルトのパスワード (icecast.conf に書いてある)。 渡すファイルは一行に一つ mp3 ファイルのパスが書かれたテキストファイル。画面に配信の様子が
Shout version 0.8.0 - www.icecast.org Connected: [localhost:8000\default] [keith_jarrett/the_melody_at_night_with_you/i_loves_you_porgy.mp3] [5:50] Size: 5604036 Bitrate: 128000 (71846 bytes/dot) [..................................................................... ]
などと表示されたら、クライアントから接続してみる。
別マシン(silver の Win98) の RealPlayer 8 で、「場所を指定して開く」で http://grass:8000/ と入力すると( grass はサーバのホスト名 or IPアドレスね ) 数秒のバッファリングの後・・・お、音が出た。ふーん。複数のクライアント(grass 上の xmms とか) で同時に接続して聴いてみると、バッファリングの関係か微妙に音がずれるのがちょっと面白かったり。
...
しかしまあ、これを何に使うかっていうと、多分何にも使わないような(笑)。 LAN 内の 別マシンで MP3 を聴くだけなら samba で共有でもすればいいしな。