酒日記

2000 11 14

Tue, 14 Nov 2000

久米仙 古酒 (35% × 100 ml)

DNSサーバ。会社で新規ドメインを取ったので、その DNS 他の設定をやる。今回は BIND じゃなくて、djbdns を使ってみる。(日本語ページはこちら)
# djb てのは作者のイニシャル。すごく発音しにくいんですけど…

自宅の LAN も今までは BIND でやってたんだけど、折角だから(練習も兼ねて) djbdns にしてみる。ほとんど http://djbdns.jp.qmail.org/djbdns/ のドキュメント通りなので詳細は省略。

aqua(192.168.0.10, 192.168.0.11)で、dnscache(127.0.0.1) と tinydns(192.168.0.11) と dnscachex(192.168.0.10) を走らせる。dnscache, dnscachex の設定(/etc/dnscache[x]/root/{internal,0.168.192.in-addr.arpa})で internal ドメインだけは 192.168.0.11 を見に行くように。また、dnscachex は 192.168.0 からのリクエストは受け付ける( # touch /etc/dnscachex/root/ip/192.168.0 ) ように設定。

なんかこう書くと訳分からんけど、つまりは、

  • クライアントが 192.168.0.10 に DNS 検索をリクエスト
  • 192.168.0.10 を見張ってる dnscachex が (*1)
    • internal ドメインへのリクエストなら → 192.168.0.11 へ問合せ。
    • internal ドメイン以外なら The Internet の DNS を検索。
    して、クライアントへ結果を返す(結果は一定期間キャッシュする)
  • 192.168.0.11 を見張っている tinydns は、internal ドメインへの問合せのみに返答する
  • aqua の 127.0.0.1 を見張っている dnscache は、(aqua 上のクライアントからの) DNS 検索を受けて、(*1) の dnscachex と同様の動作をする
てことです。各々の単機能なデーモンを組み合わせて構成する、ということですな。同じ作者の qmail なんかも、そういうポリシーで作られてるらしい。

設定は簡単(というか単純)。過去のしがらみが無いなら、良いかも。

…… mp3 ストリーミングサーバの icecast、面白そうだけど今日は時間切れ。後日やろう。


モルツ (5% × 1000 ml)

CDが認識されない件、タネを明かしてみれば単純なこと(が、惨々苦労した。必要無いのにカーネル再構築したり(^^;)

このマシン、lilo にオプションを渡さないとメモリを64MBまでしか認識しないので、/etc/lilo.conf に、

image=/boot/vmlinuz-2.2.17-2k
        label=linux
        read-only
        root=/dev/hda6
        append="hdc=ide-scsi mem=256M"
こんなかんじで指定してるんだけど、先日メモリをいじってた際に間違えて、
append="hdc=ide-scsi mem=256MB"
("B" が余計)
としてしまってたのね。で、それがパラメータとしては、
mem=256M
hdc=ide-scsiB
として渡ったらしく(なんか不可解だけど)、ide-scsiエミュレーションが出来てなかった、という落ち。

dmesg をちゃんと見なかったのが敗因(^^;; 反省。


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